2014/05/01

松野莉奈最強説 / ブラジリアン柔術 - エビ中グローバル化計画

エビ中のグローバル化計画をご存知だろうか。

エビ中の説明は面倒だから割愛させてもらう。
(ご存じない方は各自で調べて頂きたい。)
そのエビ中が"世界的なアイドルグループになるため、様々な国にバーチャル留学!"
コンセプトに毎回一つの国を決め、それぞれ国に沿ったテーマを学ぶというテレビ番組。


そのグローバル化計画のブラジル特集でなんとブラジリアン柔術が取り上げられた。
そうなったら私がおとなしくしていられるワケがないだろう、と。


2週に渡って放送されたブラジル特集。
特に2週めのスパーリングでは意外なほどに柔術っぽい動きも出て面白かったんだけど
特に目が止まってしまう人がいた。




























 
松野莉奈a.k.a.りななんである。
(推しなだけだろ、とかそういうんじゃなくて)



2週めの放送内容から、りななんのスパーを見てほしい。(20分頃)





【ブラジリアン柔術】エビ中★グローバル化計画 #04【ブラジル... 投稿者 jiya77777777




当然ガチなルールじゃやらせられないので特別ルール。
お互い背中にマジックテープでワッペンを貼った状態で開始し
相手のワッペンを取ったら勝ち、という変則ルール。


いざ試合開始。
これだけ試合前から"戦いたくないですオーラ"を出しておきながら
開始直後からいきなりワッペンに手を出す、りななんの攻撃姿勢。
この試合の前に行われた3試合を見て頂くとわかるが、ここまでの奇襲を仕掛けた人はいない。
一撃で致命傷を狙う姿勢はまさに戦闘民族。
これは教えられて得られる物ではない。生まれ持った資質だ。


注目したいのは、このルールで採用された相手を場外に押し出すことによる
マイナスポイントも狙っているところ。
一本にこだわる人には「ポイントなんて関係ない」という考えの人もいるが、りななんは違う。
勝ちにこだわり、ルールを有効に利用して、ポイントゲームでも有利に進めようとしている。
そう、細部を疎かにする者に栄冠はないのだ。

本戦では決着が着かず、延長戦までもつれ込む熱戦は(美怜のガードワークも冴えた)
やはり試合開始早々から一本を狙うりななんの秒殺劇で幕を閉じた。
リーチ差がモノを言うこのルール。
大人な見た目に子供の無邪気さが掛け算となった見事な攻撃であった。


ここで松野莉奈最強説について少し別角度からも考えてみたい。


まず、身長。最新発表(於いて日本武道館)では169cmある。
先日、UFCで行われたミーシャ・テイト vs. リズ・カムーシェ戦。
どちらの選手も女帝ロンダに屈したとは言え、チャンピオンシップ経験のある強豪である。
この二人の身長が発表では168cm。りななんの方がデカイ。
りななんの長い手脚を考えると、リーチも両者と同じ、もしくはそれ以上かもしれない。
そして体重は言わずもがな、である。

最近の総合シーンでは、男子の方ではフェザー、もしくはバンタムまで
180cm超えの選手が登場することも珍しくない。
体重によるクラス分けが取り入れられている以上、
長身/軽量の選手はそのリーチ差が、そのまま強力な武器となる。
打撃の素養の程は伺い知れないが、昨年の氣志團万博の映像はヒントになるかもしれない。

4分20秒、画面左端に注目してほしい。





高く上げた脚、ブレずに回転する姿には、体軸の強さを感じる。
ヒジを取り入れて、ジョン・ジョーンズのような使い手も目指せるし
前蹴りでアンデウソン・シウバのようなKO劇も期待できる。

それに、第1週での放送ではこのような一幕もあった。





【ブラジル】エビ中★グローバル化計画 #03【ブラジリアン柔術... 投稿者 jiya77777777





10分10秒、護身術の動きの練習で、相手の手首を取り、そのまま腕を極める動きの実演。
やはり軸をブラさずに極めきってしまうりななんの姿を見ることができる。
このような動きの時は、つい自分の身体を屈めながら相手の腕をくぐってしまい
バランスを失うことがあるが、そのような様子は見られない。

才能の塊のような、りななん。最後は柔術スタイルを夢想して終わろうと思う。


まずはスパイダー・ガード。長い手脚はそのまま強烈な武器となる。
あの脚にスパイダーで煽られたらひとたまりもない。
ただ、力には不安があるのでグリップを切られてしまうかもしれない。
そのときはデラヒーバで一気にテイクバック。もはや和製キーナン・コーネリアスである。

バックを奪取した後、ここは敢えてフィギュアフォーをお薦めしたい。
クドいようだが、長い脚で胴体に絡みつかれたら脱出は非常に困難。
ジワジワとチョークを狙われたら、厄介なことこの上ない。なにせあの攻撃性である。

相手がなんとかチョークを凌ぎ、向き合ってきたところに三角絞めである。
かつてのカーロス・バヘットのように、長い脚が余る三角は画的にも文句の付けようがない。


と、まあここまで長々と書いてはきたが、
こんなモンまともに読んでいる場合ではないですよ、ということだけは忠告しておきたい。
深夜だからこそ書けるバカ文章である。

そして、りななんがブログで「アサイーボウル食べた」ことを報告していることも残しておく。


 

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